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Jul 15, 2008

銀色マカロン



SX-70 ALPHA 1 + close-up lens / 600 film

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薄べったいマカロンのように見えなくもない(いや見えないか?)
ハッセルブラッド用のクローズアップレンズです。
純正にこだわるつもりはなくても、レンズの色を考えると
やっぱり同じ色のがいいな、と思い、またしてもeBayでゲット。
でももう、他にはあれこれ買うつもりはありません。
ダーリンの美しいルックスには似つかわしくないので
エクステンションチューブという選択肢はあり得ませんし。

さて、今日は一冊の本の話をしようと思います。
藤田一咲さんの書かれた『ハッセルブラッドの時間』。
ダーリンとの運命の出会いの直後、何気なく手にしたこの一冊が
ダーリンとわたしの愛を一気に深めるキッカケとなってくれました。

カメラ本というと、あれもいい、これもいい、と色々な機種やレンズを
やたらと褒める(というよりは自慢に近い)ものが多くて
わたしのようなシロートが読むと返って混乱したり
萎縮させられてしまうようなものが
(そしてその影響を受けた人のうんちくも)
多いように思うのですが、この本を通じて伝わってくるのは
藤田一咲さんの純粋なハッセルブラッドへの愛だったり、
その背景にあるおじいさまとの想い出のお話だったり。
読んでいてほんわかとした気持ちにしてくれる本なのですよ。

それに、80mm標準レンズ1本あれば色んな楽しみ方ができる
ということが書いてあり、レンズを買い足すよりもずっと手軽に
接写を楽しむ方法としてクローズアップフィルターを使ったり、
テスト用としてだけではなく、ポラロイド写真そのものを
こんな風に使うのも楽しい、という提案もされています。
そして、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
手作りピンホールレンズのアイデアもこの本からいただきました。

もちろん、他にもたくさんの楽しみ方が紹介されていますが
実践的なことばかりでなく、美しい、品のある写真と
そこに添えられた文章も、なんだか心が和むものばかり。
板橋区や池袋近辺のネコたちが登場するのですが、
かつてわたしが住みなれた土地にいる、
ありふれた姿形をしたネコなのでしょうが、
どのコも「あ、もしかしてあのコじゃないかな?」などど
勝手に思い込んでひとりニヤニヤしてみたり。

とにかく、この本と出会っていなければ、
ダーリンとの関係はまだまだぎこちないものだったでしょう。
もしかしたら手に負えなくて、わたしには向いていない、
などと思ってしまっていたかも知れません。いやホント。
それくらい、この本を"偶然手にした"ことは
わたしにとって大きな出来事でした。
だってひねくれ者のわたしは、誰かに勧められたら
きっと読んでいなかっただろうから…。

そう思うとやはり、そういうこともすべてひっくるめて
改めてダーリンとわたしの出会いに運命を感じます。
だからこそ、そう思わせてくれたこの一冊に感謝、なのです。

10:49 PM | Desirs

commentaires

この本は、僕も何度も読み返してます(^^
一咲さんのおじいさんの、
「カッコイイからハッセルを使う」姿がカッコイイ。

ハッセル純正のクローズアップレンズというと、
Proxerというやつでしょうか。
小さな製品ひとつをとっても、北欧の製品は洗練されてますねぇ。

Yachi : Jul 16, 2008 00:12 PM

■ Yachiさん
そうですよね。カッコイイから、という率直で純粋な理由で使っていいんだ!
って力強く後押しされた気分です(笑)

そう、そのProxarですよー。
こちらを手に入れるまではケンコーのものを手で押さえて使ってたのですが
やっぱりちゃんとハマらないので落ちてしまうのと、
フィルター径を合わせるアダプタを探すより早そうだったので(笑)
でも装着させてみたら美しかったので満足です♪(単純)

keico : Jul 16, 2008 11:41 PM

keicoちゃんらしい カメラと本の出会いだね〜
一咲さんの文章はあたたかくていいよね
おじいさんとのストーリーも大好きなの!
また ハッセルは手元にないけど
また妄想しつつ(笑)読み返してみようかな(^^)

kazu : Jul 17, 2008 05:58 PM

■ kazuちゃん
うんうん、あったかくて優しいよね。
わたしも読みながら、ダーリンを迎え入れるまでの間、妄想しまくった(笑)
シロートにもわかりやすい、同じ目線で話してくれてる感じ。
その上ちょっとした技も随所に散りばめられているし、
ページを開いてはその章を読んでまた閉じる、という読み方ができるのもいいよね♪

keico : Jul 18, 2008 11:47 AM

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